正直に言います。中学1年生の親が高校説明会を意識するのは、早すぎません。
「まだ中1だから高校のことは考えなくていいか」
そう思っている親御さんは多いと思います。実は私も今、三男が中1で、本人はまだ高校のことなど全く意識していません。
でも、親だけでも情報収集を始めておくことが、いざ志望校を決める時期になったときの「余裕」につながります。子どもが動き始めたとき、親がすでに情報を持っているかどうかで、家族の選択肢の広さが変わります。
この記事では、高校受験を控えた中学生の保護者に向けて、学年別の説明会との関わり方と、効果的な活用法をお伝えします。
学校説明会に参加すべき3つの理由
①パンフレットやネットには載っていない「空気感」がわかる
学校説明会に参加して一番得られるものは、情報ではなく「雰囲気」です。校舎の清潔さ、先生の話し方、在校生の表情、保護者への対応。これらはパンフレットにも公式サイトにも載っていません。
「なんかこの学校、先生が楽しそうやな」「生徒がいきいきしてるな」という感覚は、実際に足を運んだ人にしか得られない情報です。
②子どもが「自分ごと」として考えるきっかけになる
親だけが情報を持ち帰っても、子どもには伝わりにくいものです。タイミングを見て子どもと一緒に参加することで、「ここに通う自分」をイメージさせることができます。「どう思った?」という親子の会話が生まれるだけで、高校選びへの主体性が大きく変わります。
③入試情報・倍率・推薦基準など最新情報が得られる
ネットや塾の情報は古いことがあります。説明会では今年度の入試情報・内申点の基準・推薦入試の条件など、最新の情報を直接聞けます。質疑応答の時間を使えば、個別の疑問も解消できます。
学年別・説明会との関わり方
中学1〜2年生:まず親だけで「合同説明会」へ
中1・中2のうちは、子どもを連れて個別の学校説明会に行く必要はありません。この時期は親だけで「合同説明会」や「進学フェア」に参加するのが現実的です。
合同説明会とは、複数の高校がひとつの会場に集まるイベントです。各学校のブースを回りながら、担当者に直接質問できます。「どんな高校があるか」「うちの子に合いそうな学校はどこか」を親がまず把握しておくことが、この時期の目的です。
私自身、三男が今中1ですが、本人はまだ高校のことを全く意識していません。だからこそ、親の私が先に動いて情報を集めておこうと考えています。子どもが「行きたい」と言い出したとき、すでに親が情報を持っていると、家族の動きがスムーズになります。
中学2年生後半:子どもと一緒に「文化祭・オープンキャンパス」へ
中2の後半になると、子どもも少しずつ高校を意識し始めます。このタイミングで、気になる学校の文化祭やオープンキャンパスに親子で参加してみましょう。
堅い「説明会」より、文化祭やオープンキャンパスの方が子どもも参加しやすい。在校生の雰囲気を肌で感じることで、「ここいいな」「なんか違うな」という子どもなりの感覚が育ちます。
中学3年生夏:親子で「個別の学校説明会」へ本格参加
中3の夏休みは、学校説明会が最も集中する時期です。第一志望・第二志望の学校を実際に見ておくことが大切です。この時期の説明会を逃すと、次の機会は秋になることが多く、出願までの時間が一気に短くなります。
部活が忙しくて夏の説明会に参加できなかった場合、10月頃の説明会は定期テストと重なることが多く、精神的にもきつくなります。できれば中3の夏に動いておくことをおすすめします。
説明会を効果的に活用する5つのポイント
①合同説明会は親だけでもどんどん参加する
中1・中2のうちは、子どもの都合を気にせず親だけで参加して構いません。複数の学校をまとめて見られる合同説明会は、情報収集の効率が抜群です。「まだ早い」と思わず、気軽に足を運んでみてください。
②個別説明会はできるだけ子どもと一緒に
中3になったら、個別の学校説明会はできるだけ子どもと一緒に参加しましょう。親子で受けた印象が違ったり、感想を話し合ったりできることで、志望校選びがぐっと深まります。
③事前に「聞きたいこと」を整理しておく
質疑応答の時間に何も聞けずに終わるのはもったいない。部活の活動状況、学校行事の雰囲気、進学実績、不登校や遅刻への対応など、気になることは遠慮なく聞いてください。
④複数の学校を比較する
1校だけ参加しても比較対象がないため、良し悪しが判断しにくいものです。志望度に関わらず、いくつかの学校を見ておくことで、子どもが自分に合った環境を感じ取る力が育ちます。
⑤学校の「外側」も見ておく
説明会の前後に、通学路や最寄り駅から学校までの道を歩いてみてください。毎日通う道です。「この距離を3年間通えるか」という視点も、現実的な学校選びには大切な要素です。
通信制高校・定時制高校の説明会も視野に入れておく
全日制高校だけが選択肢ではありません。不登校の経験がある子ども、自分のペースで学びたい子どもには、通信制高校や定時制高校という選択肢もあります。これらの学校も説明会を開催しています。「うちの子には関係ない」と思わず、選択肢の一つとして知っておくだけで、いざというときの親の心の余裕が変わります。
我が家の場合
我が家の三男は今中学1年生です。本人はまだ高校のことなど全く意識していません。それでいいと思っています。
ただ、親の私は今年の夏、合同説明会に足を運んでみようと考えています。子どもが「行きたい」と言い出したとき、すでに親がある程度の情報を持っていると、家族の動きが変わります。焦らせるためではなく、選択肢を広げておくための情報収集です。
上の子たちのときに感じたのは、親子で説明会に参加した学校は、子どもの中に「自分が通う場所」としてリアルに残るということ。パンフレットを見せても動かなかった子どもが、実際に足を運んだことで自分から考え始めた経験があります。
子どもは大人が思っている以上に、その場の空気を感じ取っています。先生の表情、在校生の雰囲気、校舎の清潔さ。説明会に一緒に行くことは、子どもの「大人を見る目」を養う機会にもなります。
家庭学習で内申点を整えておくことも大切
高校受験では内申点が重要な要素になります。日頃の家庭学習の習慣が、内申点の土台を作ります。通信教育は学校の授業の理解を深め、定期テストの準備にも活用できます。
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まとめ
高校の学校説明会は、中3になってから慌てて動くより、親が早めに情報収集を始めておく方が、家族全体の余裕が変わります。
- 中1〜中2:親だけで合同説明会へ。情報収集が目的
- 中2後半:子どもと文化祭・オープンキャンパスへ
- 中3夏:親子で個別の学校説明会へ本格参加
難しく考えなくていい。まず親が動いてみることから始めてください。
アセラズ、クサラズ、アキラメズ。
子どもの高校選びは、親が少し先を歩いておくことで、ずっとスムーズになります。


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