語彙力を伸ばす家庭の会話術、実は「一緒に笑うこと」が効いていた話

家庭学習

正直に言います。「語彙力を伸ばす」と聞くと、読み聞かせや読書、辞書を引く習慣といった、真面目な方法を思い浮かべる方が多いと思います。もちろんそれも大切です。ただ、うちで一番効果を感じているのは、もっとくだけた方法でした。

親子で一緒に、お笑い系・トーク系のYouTube動画を見ながら、言葉の言い回しについて話すことです。しかも面白いことに、これは子どもの方から教わったやり方です。

一般的に言われている語彙力の伸ばし方

まず前提として、よく言われている方法を整理しておきます。

  • 読み聞かせ・読書の習慣をつける
  • 日常会話の量を増やす
  • 知らない言葉が出てきたら、その場で意味を説明する
  • しりとりや言葉遊びを取り入れる

どれも間違いなく効果がある方法です。ただ、これらに共通するのは「親が意図的に働きかける」形が中心だという点です。うちの場合、少し違う形で語彙力が育っている場面があります。

そもそも、うちには「ツッコミを入れる」文化がある

背景には、うちの家庭の習慣があります。テレビを見ている時、誰かが自然にツッコミを入れたり、面白いことを言って笑いを取ったりするのが、うちでは当たり前になっています。これは私だけでなく、子どもたちも同じです。

誰かが意識して「ツッコミを教えよう」としたわけではありません。ただ、日常的にそういうやり取りが飛び交っているうちに、面白い言葉・言い回しに対するアンテナが、家族全員で自然と立っている状態になっています。YouTubeの動画を見ながら言葉について話すのも、この延長線上にある一場面に過ぎません。

子どもから教わった「ワードセンス」の磨き方

うちでは、親子で一緒にYouTubeのトーク系・お笑い系の動画を見ることがあります。芸人さんや配信者同士の掛け合いの中で、絶妙な言い回しや、面白い例え方が出てくることがあるのですが、正直、こういう「言葉のセンス」については、子どもの方が詳しいことがよくあります。

「今の言い方、面白いな」と親が言うと、「それ、〇〇(別の場面)でも使うやつやで」と子どもが解説してくれたり、逆に子どもが先に「今の言い回し、うまいな」と反応していたりします。教える・教わるが一方通行ではなく、親子で言葉のキャッチボールをしている感覚に近いです。

なぜこれが語彙力につながるのか

これは、単に「面白い言葉を知る」というだけの話ではないと感じています。

  • 言葉の選び方・言い回しの違いに、敏感になる
  • 「同じ意味でも、こう言うと面白い」という表現のバリエーションに気づく
  • 親子で共通の言葉のネタができることで、日常会話そのものが増える

語彙力というと「知っている単語の数」で考えがちですが、実際には言葉を面白がる感覚、言葉に興味を持つこと自体が土台になっていると思います。真面目な読書だけでなく、こうした遊びの延長でも、言葉への感度は育っていくようです。

実践する上での注意点

一つだけ、大事な注意点があります。お笑い系・トーク系の動画は、ジャンルによって内容の質にかなり幅があります。親が一緒に見て、内容を把握しておくことは欠かせません。

一人で見させるのではなく、親子で一緒に見る時間として位置づけることで、内容の取捨選択もしやすくなりますし、何より「一緒に楽しんだ」という体験自体が、会話のきっかけになります。

まとめ

  • 語彙力は、読み聞かせ・読書といった真面目な方法だけでなく、親子で一緒に楽しむ中でも育つ
  • うちでは、テレビを見ながら家族でツッコミを入れ合う文化があり、面白い言葉へのアンテナが自然と育っていた
  • その延長で、お笑い系・トーク系の動画を親子で見ながら言葉の言い回しについて話すことも、思わぬ形で語彙力アップにつながっていた
  • 教える・教わるが一方通行でなく、子どもから学ぶ場面も多い
  • 動画は親が一緒に見て、内容を把握しながら取り入れることが大切

アセラズ、クサラズ、アキラメズ。

語彙力を伸ばすというと身構えてしまいますが、一緒に笑いながら言葉について話す時間も、立派な家庭学習の一つだと思います。

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