「進研ゼミとスマイルゼミ、どっちがいいの?」
通信教育を検討している保護者から、この質問を何度も受けてきました。
どちらも有名で、どちらも実績がある。だからこそ迷ってしまう。
私はPTA会長を7年間務め、数百人の保護者と話してきました。また3人の子どもを実際に育てる中で、両方のサービスを見てきた経験があります。
この記事では、カタログスペックの比較ではなく、実際に子どもたちを見てきたリアルな視点から本音でお伝えします。
進研ゼミとスマイルゼミの基本的な違い
まず基本的な違いを整理します。
■ 進研ゼミ(チャレンジ)
ベネッセコーポレーションが運営する国内最大手の通信教育です。紙のテキストとタブレットを併用するスタイルで、学習習慣をつけることを重視しています。赤펜先生への提出課題があり、添削指導を受けられるのが特徴です。
対象年齢:幼児〜高校生
学習スタイル:紙+タブレット(選択可能)
特徴:添削指導・赤ペン先生・努力賞ポイント
■ スマイルゼミ
ジャストシステムが運営するタブレット専用の通信教育です。タブレット1台で全教科を学べるシンプルな設計が特徴で、「自分で学ぶ力」を重視しています。
対象年齢:幼児〜中学生
学習スタイル:タブレットのみ
特徴:全教科タブレット完結・自動丸付け・学習管理
子どものタイプ別どちらが向いているか
最も大事なのは「どちらが優れているか」ではなく「どちらがわが子に合っているか」です。
PTA活動と3人の子育てを通じて見えてきた、子どものタイプ別のおすすめをお伝えします。
■ 進研ゼミが向いている子
・紙に書くことが好きな子
・誰かに見てもらいたい・褒めてもらいたい子
・努力賞のプレゼントなどご褒美で頑張れる子
・親が一緒に丸付けをしてあげられる家庭
・学校の授業に沿って予習・復習したい子
■ スマイルゼミが向いている子
・タブレットやデジタルが好きな子
・自分のペースで黙々と進めたい子
・親が忙しく、自動丸付けで自立学習させたい家庭
・整理整頓が苦手でテキストが散らかりがちな子
・全教科をタブレット1台でスッキリ管理したい家庭
どちらも「続けること」が大前提です。子どもが楽しく続けられる方を選ぶことが最重要です。
料金の比較
料金は学年・支払い方法によって変わりますが、目安をお伝えします。
■ 進研ゼミ(小学生・月払い)
小学1年生:約3,180円/月
小学3年生:約4,460円/月
小学6年生:約6,370円/月
■ スマイルゼミ(小学生・月払い)
小学1年生:約3,278円/月
小学3年生:約4,268円/月
小学6年生:約5,148円/月
※料金は変更になる場合があります。必ず公式サイトでご確認ください。
料金だけで見るとスマイルゼミがやや安い傾向にありますが、進研ゼミは紙のテキストとタブレットが両方使えることを考えると、コストパフォーマンスは甲乙つけがたいです。
また両社とも、兄弟割引・資料請求後のキャンペーンなどがあるため、まず資料請求をしてから比較することをおすすめします。
PTA活動で見えた「続く子・続かない子」の違い
どんなに良い教材でも、続かなければ意味がありません。
7年間のPTA活動で、通信教育が続く家庭と続かない家庭の違いが見えてきました。
■ 続く家庭の共通点
・教材が届いたらすぐに開ける場所を決めている
・親が「やったね」と声をかける習慣がある
・完璧にやらせようとしない(1日1枚でもOK)
・子どもが選んだ教材を尊重している
■ 続かない家庭のパターン
・親が強制的にやらせようとする
・「全部やらないとダメ」と完璧を求める
・教材が届いても開封されないまま放置
・子どもの意見を聞かずに親が決めた
通信教育は「続けること」が全てです。月3,000〜6,000円の投資を活かすために、続けられる仕組みを家庭で作ることが大切です。
わが家の選択と正直な感想
私自身は3人の子どもに、それぞれ違う時期に両方を試しました。
上の子たちは進研ゼミを使っていました。赤ペン先生への提出が「誰かに見てもらえる」という動機になり、続けやすかった印象です。
三男はスマイルゼミを試しました。タブレット好きの三男にとって、ゲーム感覚で学べる点が合っていて、自分からやる日が増えました。
正直な感想として、どちらも良い教材です。でも「うちの子に合っているかどうか」が全てだと感じています。
まずは資料請求・無料体験で子どもの反応を見てから決めることをおすすめします。
迷ったときの選び方まとめ
最後に迷ったときの判断基準をまとめます。
「紙に書くのが好き」→ 進研ゼミ
「タブレットが好き」→ スマイルゼミ
「添削・褒めてもらいたい」→ 進研ゼミ
「自分のペースで進めたい」→ スマイルゼミ
「親が一緒に関わりたい」→ 進研ゼミ
「子どもに自立学習させたい」→ スマイルゼミ
「どちらか迷ったら」→ 両方資料請求して子どもに見せる
一番大切なのは、子どもが「やってみたい」と思えるかどうかです。親が決めた教材より、子どもが選んだ教材の方が続く可能性が高いです。
まとめ
進研ゼミとスマイルゼミ、どちらが良いかをお伝えしました。
答えは「子どものタイプによって違う」です。
・紙派・褒めてほしい子 → 進研ゼミ
・タブレット派・自立学習 → スマイルゼミ
・迷ったら → 両方資料請求して子どもに聞く
PTA会長として数百人の保護者と話し、3人の子どもを育ててきた経験から言える一番大切なことは「続けられる教材が最高の教材」です。
まずは資料請求から始めてみてください。


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